制度会計と管理会計


おはようございます! 金田満です。

 

現在、自分の業務の担当として、経営企画に携わる事もあります。

戦略企画等の企画業務を担当していた事は過去もありましたが、経営企画となると今回が初めてです。

色々な仕組みや言葉、体験ができて勉強になる部分も多いです。

 

経営に関わる詳細まで分かっていない言葉に遭遇する事もあり、今回は最近社長から「年度末の数字は管理会計で親会社に報告しろ」と指示がありました。

 

その「管理会計」と「制度会計」についての整理をご紹介させて頂きます。

現在の自分の認識は下記の通りです。

 

■整理

説明相手が社外なら制度会計、社内なら管理会計。

制約があるのが制度会計、自由なのが管理会計。

 

■管理会計

社内の共通指標等で作成した数値を使い社内向けに使用する会計。

会社の内部の人が意思決定をするときの参考にする会計。

基本的に内部の関係者のみが見るため、管理会計は制度に縛られない自由な会計。

制度会計の課題は、すべての会社を一律で同じものとして扱っていること。

業種業態によっても会社は多種多様であり、会社の中の多種多様な立場の人が意思決定に携わる。

経営者が求める情報と、部門長が欲しい情報は異なることも多く、そういった中で自社の意思決定に最適な情報を集めるには、自由にカスタマイズできる「管理会計」が必要になる。

 

■制度会計

他社と共通なルールに基づき算出した社外に公に公表する会計。

制度会計は、会社の外部にいる利害関係者に説明するときに用いる会計を意味する。

同じ条件の会社であれば、同じ制度に従わなければならない。

上場企業には上場企業の制度、中小企業には中小企業の制度があるイメージ。

制度会計は「財務会計」と「税務会計」に分かれており、それぞれ目的が異なる。

 ▼財務会計の目的:会社外部の利害関係者への説明用

 ▼税務会計の目的:税金の申告用

 

これからも様々な経営に関わる言葉に触れていく事になります。

 

引き続きわからない言葉などが出てきましたら、勉強して参考になりそうな言葉はご紹介させて頂きたいと考えております。

 

本日もありがとうございました。


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