プロジェクトの非効率な進め方 / 決裁手順

こんばんは! 金田満です。

以前に現在プロジェクトを担当していると紹介をさせて頂きました。
そのため、自分は親会社と兼務出向で子会社の両方に席をおいております。

今回はプロジェクトを進めていくにあたって、非常に説明するレイヤーが多く、効率が悪かったのでご紹介をさせて頂きます。

▪️担当しているプロジェクトで辿ったこれまでの決裁の流れ

 ①【子会社】所属しているグループのグループリーダーへの説明
 ②【子会社】所属している部の部長への説明
 ③【子会社】関連している営業部の常務への決裁
 ④【子会社】直属のラインとなる専務への決裁
 ⑤【子会社】子会社の社長への決裁
 
 併行して親会社の方の説明や決裁も進めていく必要があります。
 ⑥【親会社】所属しているグループのグループリーダーへの決裁
 ⑦【親会社】所属している部の部長への決裁
 ⑧【親会社】所属しているビジネスユニット長への決裁
 ⑨【親会社】所属している本部長への決裁
 ⑩【親会社】関連するIT推進部/経理部/経営企画部/財務部など関連する部署へ説明
 
 ここまでで、10のステップを踏んでおります。各ステップで決裁者の方に強いこだわりがある場合は、5回以上、何度も資料を作り直し、説得をしていく必要があります。
 
 上記工程を経て、全社の諮問会議へ上程していくことができます。
 全社の諮問会議の手順は下記の通りです。
 
 ①【諮問会議】主協議部署の担当者へ説明
 ②【諮問会議】主協議部署のグループリーダーへ説明
 ③【諮問会議】主協議部署の部長へ説明
 ④【諮問会議】親会社の取締役の決裁
 
 ここまで来ることで、プロジェクトの推進が全社的に認められたことになります。
 
 その後は、決裁手続きをしていく必要がありますので、イントラ上決裁手続きをしていきます。
 
 ①【決裁手続き】イントラ上でドラフトを作成の上、主協議部署に提出
 ②【決裁手続き】問題が無ければ、決裁資料を関係部署である法務部・経理部・財務部・経営企画部に確認依頼を申請
 ③【決裁手続き】すべての確認が完了したら、所属している部署の部長へ起案依頼を申請
 ④【決裁手続き】起案依頼が決裁権者に届き、承認されることで完了
 
一つのプロジェクトを進めていくにあたって、自分の会社の場合は、上記ステップが必要になります。一つ一つのステップに時間がかかることも多々あり、非常に時間がかかった感触です。

今回はこのプロセスに約半年くらいかかったイメージです。しかし、プロジェクトの中身はアジャイル的な側面もあり、これから多くの機能を追加していく必要があります。

そのたびにこのステップを踏んで行くことになれば、完全に周りの同業他社からおいていかれますので、どれだけ効率化していくことが必要と考えていきます。

また、進捗等ございましたら、共有させて頂きます。

本日もありがとうございました。

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