おはようございます! 金田満です。
本日は名古屋名物のきしめんの老舗、
吉田きしめんのエスカ店に行ってきましたのでご紹介します。
吉田きしめんはきしめんよしだ【吉田麺業】さんが展開しているきしめん屋さんになります。
まずは、改めてきしめんとは。
もっちりとした平打ち麺と、ムロアジをベースにたまり醤油で仕上げたコクのあるつゆが特徴のきしめん。
その名前の由来は、雉肉を入れた「雉麺」説や紀州藩が献上した「紀州麺」説など、さまざまな説があります。
しかし、どれも定かではないそうです。
また、きしめんは、通常のうどんよりも茹で時間が短いので、手早く作ることができる上に燃料の節約にもつながります。
平打ち麺は、名古屋の人々が好む、質素で合理的な生活習慣から生まれたのではと想像ができます。
しかし、これも推測の域を出ないとのこと。
きしめんに関する文献が残っていないのは、名古屋の庶民によって育まれた大衆文化であるからに他なりません。
それを後世まで伝え、遺すことこそが私たち、吉田麺業の使命とのことです。
吉田麺業さんのこだわりとは。
小麦粉と塩、水のみで造り上げるきしめん。
シンプルだからこそ、素材選びが重要とのこと。
常日頃から、よりよい素材を求める中で辿り着いたのは、
愛知県産「きぬあかり」や三重県産「あやひかり」など麺づくりに適した国産の小麦粉と、
国内産の塩、そして、まろやかな口当たりの軟水だったとのことです。
長年にわたって培われたデータを基に、季節や天候に応じて小麦粉の配合や塩分の濃度を変えて仕上げ、
さらに、麺の生地を熟成させることで、手打ち麺のようなやわらかいのど越しともっちりとした食感が生まれます。
飲食店では、
メーカーだからこそできる当日切り出した新鮮な生麺、
当日の朝ひいた出汁、
主に県内から吟味して仕入れた野菜を使う等、
すべて自家製にこだわっているとのことです。
もちろん、保存料などの添加物は一切使っていないので、安心して召し上がることができます。
きしめんができるまで。
1.小麦粉の入荷
愛知県産「きぬあかり」と三重県産「あやひかり」、北海道産「きたほなみ」など製麺に適した国産の小麦をブレンドしています。
2.小麦粉と塩水をミキサーで練る
季節や天候に応じて小麦粉の配合や塩分の濃度を調整します。
すべてを機械任せにせず、人の手による作業をくわえることでムラのない生地に仕上がります。
3.熟成・延ばし
麺帯粗製機と熟成圧延機、連続圧延機で4時間以上、生地をゆっくりと熟成させながら延ばしていきます。
これにより、やわらかいのど越しともっちりとした食感が生まれます。
4.切り出し
圧延機で延ばされた生地を麺の太さに切り分けます。
ここまでのこだわりのきしめんなので、実際に本当に美味しかったです。
最近では美味しいきしめんの店が減ってきていますので、美味しいきしめん屋さんを見つけることができとても嬉しかったです。
今回はその吉田きしめんさんのエスカ店に行ってきました。
荒子や千音寺にもお店がある様です。
お店の前にはメニューやお見上げが売っております。
きしめんをお土産として購入できるのも嬉しいですね。
店内は椅子に座る形でこの様な雰囲気です。
メニューは温かいきしめんや冷たいきしめんに続き、
名古屋名物の味噌煮込みやカレー煮込み・あんかけなどがあります。
膳や定食もありますが、きしめんだけでもしっかりお腹を満たすことができました。
今回は欲張って氏米、きしめん定食の麺大盛りにしてしまいました。
食べきれないくらいの量で、きしめんは普通盛りで十分でした。
天ぷらも美味しかったです。
美味しい名古屋名物のきしめんに出会えました。
また、美味しい名古屋名物を食べることができるお店を探して行きます。
本日もありがとうございました。
■ 吉田きしめん(きしめんよしだ) @エスカ店
住所:愛知県名古屋市中村区椿町6-9 エスカ地下街
TEL:052-452-2875
営業時間:
月~金 11:00~15:00、17:00~20:30 (LO20:00)
土日祝 11:00~15:00、17:00~21:00 (LO20:30)
定休日:無休(元旦休み、エスカのお休みに準ずる)
駐車場:あり(エスカ駐車場)
支払い方法:カード/電子マネー可