おはようございます! 金田満です。
本日は名古屋市の熱田区にある七里の渡しに行ってきました。
嫁が散歩がしたいとのことで、熱田区の景色が良いところを散歩してみたいとのことでしたので、七里の渡しに行ってみました。
子供が遊ぶという様な公園ではありませんが、川沿いを散歩しながら歴史を感じる場所でした。
七里の渡しとは、宮宿と桑名宿を結ぶ東海道唯一の海路で、その距離が七里(27.5km)であったことから、そう名付けられましたとのこと。
この海上ルートは、東海道の宿駅制度(制定は1616年頃といわれている)が設けられる以前、すでに鎌倉・室町時代から利用されており、古くから東西を結ぶ重要な交通インフラでした。
もっと古くは、壬申の乱の際に、吉野から逃れた大海人皇子(後の天武天皇)の一族が桑名から海路、尾張に渡ったという説もあります。
歴史の名所を感じさせる色々な説明があります。
松尾芭蕉の説明もあります。
名古屋は芭蕉発祥の地と呼ばれているらしく、芭蕉の時代のきっかけとなったそうです。
芭蕉は旅の初期に熱田を訪れ、熱田三歌仙を残しています。
「この海に 草鞋捨てん 笠しぐれ」
「海暮れて 鴨の声 ほのかに白し」
「なんとはなしに 何やらゆかし すみれ草」
歴史的な建物鐘楼、近くで見ると意外に大きく、趣があります。
航海の安全を見守る役目として置かれた常夜灯もあります。
公園を散策を散策していると海の潮の香りではありませんが、堀川独特な匂いがします。
自分は小さな頃からこの匂いを嗅いでいましたので、懐かしい匂いです。
自分が小さな頃はこの堀川ももっときたく、落ちたら大変な事になると言われておりました。
しかし、高校生になると、なんと鯱が迷い込んでここまで来ておりました。
今でも鮮明に覚えており、ニュースにもなっていたと記憶しております。
それほど川の水はきれいになってきたという事だと考えています。
鯱はここら辺に来ていたと記憶しております。
七里の渡しの周辺は次の通りです。
地下鉄名城線の伝馬町から5分くらい歩けば着きますし、バスも通っております。
非常事態宣言が解除され、自由に行動できる様になりましたら、熱田の歴史を感じに七里の渡しに行ってみては如何でしょうか。
また面白い公園・歴史的なものがありましたらご紹介させて頂きます。
本日もありがとうございました。