おはようございます! 金田満です。
AFPの学習教材7月号が届いておりましたので、自分が気になった事項をご紹介させて頂きます。自分のBlogの題名にもなっております「人生100年時代」の記事となっております。
今回はFPの教材なので、「お金」に関する記事となりますが、「幸せな生活」を送る上では、「お金」に加え、「健康」と「生きがい」も必ず必要ということが自分の考えになります。
■資産形成・維持・取り崩しの新常識 人生100年時代の資産運用
人生100年時代を生きるには、働く期間を延ばすことに加え、老後資金の準備の仕方や資産寿命を延ばすための知恵も必要になる。
いずれも、長期的な視点での資産運用がより重要になり、
FPとしては、経済環境や金融マーケットの動きを押さえつつ、人生100年時代に適した資産運用が求められる。
■長生きの時代に求められる資産運用の重要性と今後の課題
・人生100年時代には資産形成・維持・運用しながらの取り崩しが重要に
・ライフプランの変化を恐れず「細くても長く」のスタンスで資産形成を
→ iDeCo・つみたてNISA・NISAといった税制の優遇制度を活用することがお勧め
・「90-年齢」の割合の目安に高齢期にも運用を続ける
→ 90-年齢で求められる割合を積極資産として運用することが望ましい
・CF表を作成して資産寿命を確認(利回りゼロにはインフレリスクが伴う)
→ 将来の物価上昇(インフレリスク)を加味した場合、利回り0%では不安が残る
・リスク許容度と相場環境を考慮して積極型資産の売却時期も検討する
→ 金融危機などにより、数年間、株価が回復しないという様な局面が発生する可能性もある。
現役時代には回復を待つことができても、高齢期には難しいことも
投資環境がいい時期に積極型資産の一部を売却して安定型資産に振り替えるなど、徐々に資産の組み換えを実施することも重要
年齢が進めば判断力に支障をきたし、運用が困難になる可能性もある
おおよそ80歳を超えたところで積極型資産をゼロにすることを検討しても良い
・高齢期の運用は判断力の低下にも留意し、75歳以上の人の取引には一定の制限も。
→ 証券会社などは、顧客の知識・経験・財産の状況などに照らして、不適当な勧誘を行ってはならないという適合性の原則がある
■長期運用を実践するための心構え
・資産形形成期は税制優遇制度を活用した「長期・分散・積立」による運用が基本
▼3つのポイント
①税制優遇のある制度を活かした長期・分散・積立による投資
②ライフプランの実現に必要な資金と運用に回す資金のバランスの取り方
③顧客のリスク許容度にてきしたポートフォリオの構築
・積立投資は右肩上がりのトレンドが期待でき、価格変動の大きな投資信託望ましい
・40代後半以降の将来必要な金額から目標額と目標利回りを計算
・リスクに対する顧客の反応を確認し、年齢や資産状況に応じて預け替える
本日もありがとうございました。