【子連れ名古屋周辺お出かけ】愛知県立旭丘高校学園祭 2024 第76回 鯱光祭 〜鯱今無双〜

おはようございます! 金田満です。

 

 

本日は長女が高校の学園祭に行きたいとのことで、

愛知県立旭丘高校学園祭 2024 第76回 鯱光祭 〜鯱今無双〜

 

に行ってきましたのでご紹介します。

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第76回鯱光祭は、2024年9月28日(土)〜29日(日)の9時〜14時に一般公開されていました。

 

鯱光祭とは旭丘高校で6日間にわたって行われる、自称日本一長い学校祭で、

2024年の一般公開は5、6日目の文化祭のみとなっていました。

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一般に公開されている高校の学園祭は珍しいので、長女と妻と参加してきました。

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学園祭では色々な出し物があり、物によっては長蛇の列になっていました。

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基本的には教室ごとにイベントが開催されております。

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美術課の生徒が作成された物販も販売されております。

面白いステッカー等もありましたので、購入させて頂きました。

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書道などが飾ってある部屋もあります。

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学園祭の資料に諸々説明がありましたのでご紹介させて頂きます。

 

 

◾️「鯱今無双」とは

 昔から今まで、東から西まで、

 他の追随を許さないほどに輝かしい学校祭を創り上げていくという

 旭丘生の意志と情熱の結晶を意味しています。

 

◾️委員長あいさつ

 鯱光祭とは何だろうか。

 この三文字は、単に旭丘高校の学校祭を指す名称であろうか。

 いや、違う。

 鯱光祭はこの六日間のために仲間と共に考え、行動してきた成果、

 つまり全旭生の努力の結晶である。

 さあ旭生よ、鯱光の魂を燃やせ。

 激動の時代で未来を切り開く覚悟はいいか。

 鯱光祭の歴史と伝統を未来へ繋ぐ架け橋となるのは我々だ。

 学校祭実行委員長 春日井敬之

 

 

◾️旭丘高校の校訓・教育目標

 正義を重んぜよ

 運動を愛せよ

 徹底を期せよ

 

◾️旭丘高校は、

 「真理と正義を愛し、自主・自律の精神に充ちた心豊かな生徒の育成を期し、

  高等学校としての全人的完全教育を行う」

 上記を教育目標として定めています。

 そして、長い歴史をもつ本校特有の伝統である

 「正義を重んぜよ」・「運動を愛せよ」・「徹底を期せよ」の精神の伸張にさらに努力し、

  知・徳・体を兼備した人物の育成に心がけています。

 

 一、 教育指導の充実

  毎日の授業の大切さを教え、地道な努力の必要なことを体得させる。さらに、幅広い学習到達速度

  の生徒の指導に鋭意工夫をこらし、全体のレベルアップに努める。

 

 二、 自己規律の確立

  規律をわきまえ、自己の行動に責任を持つ態度を育て、集団生活のモラルを高めるように努める。

 

 三、 広い視野の育成

  公共心を養い、謙虚に学ぶなかで、視野の広い人間として成長するように努める。

 

 四、 特別活動の活発化と体力の増進

  知育を偏することなく、特別活動を通じて、心身を鍛練するとともに、教育全般のなかで体力の向上

  に努め、将来の社会をたくましく生き抜く力を育てる。

 

 五、 安全教育の徹底

  保健指導を充実し、校内安全策を確立し、いのちを大切にする態度を養う。

 

旭丘高校では、通常の学習活動に特別活動・部活動・生徒会活動・学校行事と、様々な活動から

将来の社会へ繋がる力を養うことができます。

また、何事にも自主的・自律的に参加し、

自身の全能力を発揮させ、仲間と共に充実した学校生活を送っています。

学校の雰囲気に染まるのではなく、生徒自身の特色が旭丘の雰囲気を彩り形成していく、

そんな本校に、皆さんが入学されることを心から願っています。

私たちと一緒に旭丘高校の伝統を次世代へ繋いでいきましょう。

 

 

◾️旭丘高校の歴史

 ○1870 年 名古屋藩、七間町(中区)に洋学校(後の愛知英語学校)開設

 ○1877 年 愛知英語学校の廃校に伴い、県は校舎および設備の一切を文部省から譲り受け、

      愛知県中学校(後の愛知県第一中学校)を設立

 ○1921 年 名古屋市立第三高等女学校(後の名古屋市立第三高等学校)開校

 ○1938 年 愛知一中、東区新出来町(現校地)に移転

 ○1948 年 愛知県立第一高等学校(旧愛知一中)と名古屋市立第三高等学校(旧市三高女)が統合

      愛知県立旭丘高等学校発足

 ○1950 年 美術課程(1学級)を設置

 ○1977 年 愛知一中・市三高女・旭丘高校創立 100 周年記念式典挙行

 ○2007 年 愛知一中・市三高女・旭丘高校創立 130 周年記念式典挙行

 ○2017 年 愛知一中・市三高女・旭丘高校創立 140 周年記念式典挙行

 

◾️全人的完成教育

 全人的完成教育とは教養を高め、深い思考力や判断力、表現力が身につけるためという

 目的で行われる旭丘高校の教育方針です。

 Ex)ほとんどの学校では履修されない地学基礎を 1 年生で全員が学び、

    文系の人も数Ⅲ数 C を学習します。

 ▼メリット

  多角的なものの見方、考え方が身につく新しく好きな教科や分野が見つかるかも!

 ▼デメリット

  勉強する教科が増えて(特に定期テストが)大変・・・

  他にも課題研究や研修、ゼミなどを通して社会問題にも目を向け、

  自分が実際に社会に出たときに何ができるか、何をすべきかを考える機会が多くあります!

  人間としての素質を高められるだけでなく、将来の選択の幅を広げることができ、

  さらに仲間との絆を深めることもできます!!

 

◾️美術科について

 昭和25年に旭丘高校の一部として美術科が設立されました。

 現在では県立高校唯一の美術を専門に学ぶ科のある高校になりました。

 各学年の10組が美術科クラスです。

 

<固有の行事>

 ▼写生旅行

  3泊4日夏の課題の油絵を描きに行くためにクラスみんなで3泊4日の旅行へ行きます。

  講評があり、一年生だけでなく上級生も選択で参加することができるので、

  下級生は先輩達の作品を見て刺激を受けます。

  また、長時間制作するという経験も得られます。

 

 ▼旭美展(きょくびてん)

  毎年12月の中旬に愛知県美術館を使用して旭美展(きょくびてん)という卒業制作展を開催します。

  先輩達の制作過程の作品をアトリエで見ることができるので、進んでいるのを見るたびにとても参考になります。

  六日間にわたって開催されるので、みなさんも是非足を運んでみて下さい。

 

 ▼鯱光祭の物販

  美術科は鯱光祭で物販と呼ばれるグッズ販売をよく行います。

  自分の絵を販売したり、オリジナルグッズを作ったりすることで、

  将来芸術方面で仕事をするということを考える良い機会になります。

 

 ▼古美術研修旅行

  二年生の終わりに古美術を探求するために、京都・奈良・滋賀を3泊4日で巡る旅行です。

  お寺や博物館を周って舞妓さんや仏像のスケッチをできる貴重な機会となっています。

 

 ▼専門的な授業について

  構成とは一年生では構成という授業があり、クラスを三等分に分け油絵、日本画、彫刻の基礎を学びます。

  油絵では静物、日本画では鳥、彫刻ではアバタのヴィーナスの模刻をまず初めに行います。

  素描(デッサン)はしたことがあるけど、専門的な美術を学んだことはないという人も多いので、

  今まで体験したことのない美術に触れ、成長することができます。

 

 ▼課題研究とは

  SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の一環として行われるものです。

  1年生では、好きな作家について調べ、クラス全員の前での発表や、

  大きなポスターにまとめていろいろな人の前での発表を行います。

  ポスター作りをする情報の授業では、Illustrator や Photoshop といった画像編集アプリを用い、

  デジタルでの表現の学習を行います。

 

 ▼アトリエ(美術科棟)について

  朝7時ごろからあいており、週4時間ある素描と、週6時間ある構成(油絵、日本画、彫刻)をアトリエでやります。

  1階には彫塑室、2階には日本画室、3階には油画室があり、2階には美術に関する本が数多くあります。

 

 

◾️旭生の通学事情について

 家が近い人は徒歩や自転車ですが、多くの人は地下鉄や JR、バスなどを利用し通学しています。

 地下鉄「大曽根」駅から徒歩14分

 地下鉄「名古屋ドーム前 矢田」から徒歩14分

 JR「大曽根」南口から徒歩9分

 市バス・基幹バス「古出来町」から徒歩5分

 このように、地下鉄と JR の最寄り駅が本当に遠いのです!!(夏は暑いし冬は寒い…)

 名鉄と JR で来る人、地下鉄オンリーの人、今池からバスを使う人など、さまざまです。

◾️旭丘の授業について

 旭丘の授業の大きな特徴はその「深度」の深さと「進度」の速さです。

 そんな旭丘の授業について説明していきましょう。

 授業は月曜日のみ7限、その他の曜日は6限まであります。1限につき50分授業で14:50にすべての授業が終わります。

 旭丘生は部活動や課外活動に積極的な人が多いため、授業は早々に済ませるのだそうです。

 

【数学】

 普通の高校では、理系を選択した生徒のみ高校三年間をかけて数Ⅲまでを学びますが、

 旭丘では二年生までに文系理系に関わらず全員が数Ⅲ数Cまで学習します。

 

【理科】
 高校からは理科が生物・地学・物理・化学の4つに分類されます。

 地学に関しては高校で学ばない人も多いのですが、旭丘生は4つすべての分野の理科基礎の学習が求められます。

 幅広い分野について学ぶことで多角的に考える力を養うことができます。

 

【英語】

 英語は論理表現とコミュニケーション英語に分かれています。

 英語については担当の先生によって授業のやり方が異なるため一概には言えませんが、

 授業の予習や復習をしっかりと行っていればあまり心配する必要はないかと思います。

 

【課題研究】

 一年生は毎週金曜日5限に課題基礎と呼ばれる授業があります。

 二年生の後期からは自分の興味のある分野について研究していきます。

 旭丘はSSHに指定されており、レベルの高い授業が行われています。

 授業の進度・深度は担当する先生によって多様です。

 しかし、どの先生も生徒一人一人と向き合ってくださる方ばかりなので質問の対応は手厚いです。

 

◾️旭丘の勉強について

 旭丘生の気になることの一つといえばやはり勉強事情ですよね?

 そこで、生徒にアンケートを取り、多かった回答を載せました!

 

 質問:①勉強が大変な教科

    ②1日の勉強時間

    ③中学との勉強の違い

 

    ① 数学・英語

     さまざまな回答がありましたが、この2つが特に多かったです!

    ② 1~2 時間、2~3 時間 が同率で多い。

     1 日の勉強時間は部活などによって人それぞれですが、平日は 1~3 時間の人が多いようです。

     30 分程度の人や 5 時間以上の人もいました!

    ③ 難しい! 予習復習は必須 教科が多い など。

     やはり難易度は中学よりとても難しいと感じる人が多いようです。

     予習しないと授業で何の話をしているのか分からなくなってしまうことも…。

     先生によると復習で分かるようにしておくことが大事だそうです。

     中学校とは違って、部活や通学時間などで勉強に確保できる時間は短くなるなど人それぞれですが、

     それでも工夫して頑張っている人達が多くて尊敬しかないです!!

 

 

本日もありがとうございました。


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