おはようございます! 金田満です。
本日は親父に紹介され大須の名店に行ってきましたのでご紹介します。
「とんちゃんや ふじ はなれ」です。
かなりの有名店らしく、19時位に親父と二人で向かいましたが、少し並んだ後入店することができました。
基本的には豚の色々な種類のお肉を楽しむことができます。
まずは自分はビールで乾杯です。
すぐ横には別の七輪があり、お隣の方がいますので結構密になります。
親父のお勧めで、まずはきゅうりを頼みました。
ぬか浅漬けで、コッテリしたとんちゃんの箸休めにぴったりでした。
そして、親父のお勧めの塩とんちゃんを頂きました。
とんちゃん=豚のホルモンで、 一般的な焼肉屋ではホルモン=牛のホルモンの場合が大半です。
とんちゃんはホルモンですが、そこまでくどくなく、いつまでもお酒のお供に食べることができました。
ホルモン以外にも沢山の豚の肉のメニューがあります。
続いて、心臓・カルビ・きもと頼んでいきましたがそれぞれ美味しかったです。
しかし、皆がサガリを頼んでいましたので、自分たちもサガリを頼みました。
もうこれ、「サガリだけでも良い」と言うくらいコリコリと歯応えがあり、味付けも良く美味しかったです。
美味しかったため、ついついお店のおばさんにどこの部位か確認してしまいました。
希少部位の「横隔膜」とのこと。
この時期は19時にラストオーダーになりますので、最後にご飯とこだわりの赤味噌の味噌汁とサガリで締めました。
とても美味しいとんちゃんでしたので、ぜひ家族も連れてもう1回期待です。
そして、何よりも値段が安かったです。
ビール2杯(自分のみ)とお肉をたらふく食べて、親父と二人で6,000円弱でした。
ぜひ部下も連れてきてあげたいです。
また、ふじの歴史を調べてみると次のことがわかりました。
昔、お店の近くの路地裏に 名古屋の食通の人に知られていた「おかちゃん」というとんちゃん屋があったとのこと。
六畳ほどの店内の床は土間で、冷暖房のない小さなお店はお世辞にもキレイとは言えず、名古屋版キタナシュラン最高峰の趣きだったそうです。
おかちゃんでは、先ずお店に入る前にスーツならジャケット・ワイシャツ・ネクタイなどを脱ぎ捨てゴミ袋にいれ、下着姿で貴重品のみ持参し入店することになっていたそうです。
店内に入ると煙モクモクで、視界不良。2人での訪問なら他の客と七輪をシェアして食べるのが当たり前だったそうです。
換気扇はあったが、あまりにも煙が凄まじく、とんちゃんを焼いた唐辛子の混じった煙が目にしみるので、水中眼鏡をして食べている人を見かけたこともあったそうです。
そこまでして食べたいとんちゃん。訪問時の衣類はクリーニング必死と決死の覚悟でお店を訪れてでも食べたい。絶品の名古屋名物とんちゃんだったそうです。
老夫婦で営まれていたが、1990年代の後半にご高齢と体調不良のため、「おかちゃん」は多くのファンに惜しまれながら閉店した。
同時に伝説のとんちゃん屋として名を残したそうです。
その頃、近所で喫茶店を営んでいたのが「ふじ」だそうです。
その店主もおかちゃんのとんちゃんを愛し、食べられなくのを惜しんだ。
顔なじみだったおかちゃんのご夫妻に伝説の味を引き継ぎたいと懇願すると、レシピなどのノウハウを伝授されたそうです。
おかちゃん閉店から約1年半後の2001年頃、喫茶店から業態転換し「とんちゃんや ふじ」としてスタートをしたそうです。
これらのお肉と一緒に食べたいのが、いや絶対注文しないといけないマストアイテムのきゅうりの漬物。
こちらもレジェンドおかちゃんからの継承メニューで、キュウリをぬかで浅漬けして 醤油かけて提供されるものだそうです。
引き続き名古屋周辺の名店を探していきたいです。
本日もありがとうございました。